それはまるでおどるように

おんなのはきだめの毎日

1527週目

4月9日(月)

特に何も起こらなかったし、とりたてインスパイアもされていない日。仕事して、家に帰り、寝ました。

 

4月10日(火)

ゆるく働いた日。ゆっくりと作業できると、精神が落ち着く。いつもは追われているから。心の余裕は必要ですね。夜はプロジェクトの打ち上げ。一緒に仕事をしたカメラマンの弟子が、女性をナンパしてヌード写真を撮るという試みを行なっている人だった。作品をみたけど、いやらしさがゼロ!ただ綺麗で、チャーミングだった。そこに到るまでのストーリーが良かった。彼はその活動全てがひとつのセックスのようだった。キスも挿入もないセックス。女体って神秘だな。解散した後にパイセンと再合流して飲むという謎な行為。結局朝まで飲むという破壊行為。

 

4月11日(水)

なんとそのままとある社長のインタビューに向かう。でも私の最強なところは、化粧をほぼしてないくらい薄いから全く崩れないし、髪の毛は思いっきりポニーテールにすれば、見た目はまさか朝まで飲んでいたように見えないところ。そして、酒が全然残らない体質なところ。

外人の社長なんだけど、イケメンで身のこなしも素敵でときめいた。常に女性を褒めて、こんな美女に〜みたいなことをペラペラ言うので、アメリカのドラマ見てる気分。でも、悪くない。

辛いものを食べにいく。辛いものに強くなったから、全然余裕よと思っていたら、びっくり。辛いんですけど。やっぱストレス抱えてると辛いものがわからなくなる説あるな。もう一軒行こうよ、を断る。さすがに眠さに勝てません。

 

4月12日(木)

カレーが嫌いなのだが、カレーが食べたくなるという謎な現象が訪れる。よしきた、それなら新しい店にいこうじゃないかと行ったことのなかったナイルレストランへ。そして店員にいわれるがまま、ムルギーランチに。ムルギーランチとは?夜にはヨルギーランチになるんだよと友達は言った。座布団2枚。

さて、夜には大好きな人たちと五反田の立ち食い寿司の名店、都ゝ井に。立ち退きにより店がお休みになり、かなり惜しまれ、また新たな場所で復活したそう。以前の店に伺ったたことがなかったのですごく楽しみにしていた。やすうまなお寿司大好き。

突如、店の電気がバグって、パカパカパカってついたり消えたりする現象が起こった。何も考えずにカウンターの前で、「あれ?ここはダンスフロアかな?」って踊り出したら爆笑された。だって、クラブかと思ったんだもん。ポジティブすぎるって言われて、たしかに自分は果てしなくポジティブだなと冷静に考えた。

さて場所をうつし、いつものパイセンと、彼の友達と麻布十番で飲む。たまたま入ったバーが満席だったのだけど、ひろのぶさんやしょーたさんがいた。うう、話しかければよかったなー。別の店に移ったあとにつぶやいたらいまからおいでーって2人とも言ってくれたけど、こっちはこっちで飲んでいたので行けず。また今度お会いしたい。

 

4月13日(金)

朝から夜中まで激しく忙しく、めまぐるしい日だった。せめて1杯でも、と立ち寄ったバーで、40代のお姉さんとバーテンと盛り上がってしまい、結局朝まで。楽しいな、こういう出会い。まさかの少し近しい業界だし、お姉さまからめっちゃありがたいお言葉をたくさんいただく。私のルール、年上の女性には多大なる敬意を。彼女たちは私の先を歩いている。彼女たちから学ぶことはとても多いのだ。先人の知恵ほどためになるものはない!!

 

4月14日(土)

朝から夜遅くまで、同僚の実家で自主制作作品の撮影。内容は割愛。彼のお母さん、弟、彼女と会う。私の男の子のお母さんと仲良くなる能力といったらはんぱないからな。繰り返すが、年上の女性には多大なる敬意を。あと、動物がやたらなつく。でも、犬にベロベロ顔をなめまわされるの嫌いなんだよな・・・ひざにのってきてべろべろされそうになる度、ボクサーかのように右に左にかわしまくった。

 

4月15日(日)

実家に帰る。年に1度の親族の集まりランチ会。中華料理だったので、紹興酒をしこたま飲んだ、まるで麦茶を飲むかのように。祖父主催なのだが、スピーチとかしだす。欧米か。でもすっごくいい。背が高く、ハンサムで、話がうまく、女性の扱いがわかっている、まさに祖父は理想の男性なのです。「お前は相変わらず綺麗だね」って言ってくれて、私も「おじいちゃまは相変わらずかっこいいね」って言うのだ。欧米か。

昼に重たい中華を食べたので夜は軽めにし、家でゆっくり本を。レイモンドカーヴァーの村上春樹訳集読む。が、びっくり。レイモンドカーヴァーの作品は突如終わる!伏線もへったくれもない、アイドントケア、さて、果たして君はこれをどう解釈する?と試されている気分。非常に新しい。最終の新幹線で帰るつもりが、くつろぎすぎて月曜の朝に帰ることにした。

 

 

 

 

ではまた来週。